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NPO釜ヶ崎 現場通信 8号

9月25日(月)から府の仕事が増える

9月25日から、求人数が35人増える。西成労働福祉センターが、早くから知らせを出しているので、輪番の回りが多少速くなることは、皆もすでに承知の事と思う。 増えるのは大阪府の仕事なので、現場が大阪市内というわけには行かない。

仕事の内容は、各区で行っている仕事と同じようなものなので(河川敷の除草作業=5名、幹線道路の歩道の清掃と植え込み内の除草=30名)、仕事そのものに違和感は無く、次の就労までの間隔が少しでも短くなるのは大歓迎だが、現場がちょっと遠いのが難点、と言う声も聞こえそうだ。

しかし、遠いといっても草刈で吹田へ行くようなものだし、毎日というわけでもない。輪番にあたったら、道路でなく地域外からまず選んでいただくように、お願いします。

35人増員となるのは嬉しいことだが、使える施設、朝の受付場所などの面積が増えるわけではないので、混雑が予想される。この点から言っても、地域外の人が早くそろって駐車場へと移動することが望ましい。重ねて、御協力をお願いします。

65歳以上は

野宿を余儀なくされている65歳以上の仲間は、福祉自立し(アパート入居・居宅保護申請)、65歳に達しない野宿している仲間のために、就労機会を譲って欲しい、と協力を呼びかけた。ずいぶんと協力していただいてるせいか、多少輪番の回りが速くなっているようだ。御協力に、お礼申し上げる。

念のためにつけ加えれば、誰にでも都合、事情というものが有る。生活保護や年金で、最低生活であれ確保している仲間が、いついかなる時でも輪番就労してはいけないといっているわけではない。いわんや65歳になったら輪番就労で働いてはいけないといっているわけではない。

ただし、働けないことを理由に施設(一時保護所や救護施設)に入っている場合は、当然のことながら、輪番就労で働くことはできない。元気になって施設を出てから、就労していただきたい。

腕章は腕に!

朝の受付の時、道路以外の草刈や地域外の場合、紹介票を受け取るのと引き換えに、腕章を一人一人手渡している。腕章は、行く現場毎のグループ別を示すものです。同じ色でも、保育A・B・Cや区1・2・3などがあります。必ず腕につけてください。


いくつかのお知らせ ‐ 健康診査結果・結核検診日程

無料健康診査結果

8月31日、萩之茶屋小学校で無料健康診査が実施されることは、「現場通信・第7号」でお知らせした。有料の検査が必要となった人には、釜ヶ崎支援機構が立て替えると書いたとおり、その日、萩之茶屋小学校へ出かけ、16人の検査費用を支払った。

健康診断を受けても、問題が見当たらなかった人には、なんの通知も送られてこない。要注意の人、少し気をつけた方がいい人についてのみ、結果が送られてくる。

釜ヶ崎支援機構宛に結果が届いたのは、14人分(輪番登録しているもの11人、登録以外3人)。今のところ、本人に手渡せたのは、輪番で7人、輪番外で2人の計9人。5人にはまだ手渡していない。釜ヶ崎支援機構の事務所で、結果を預かっています。受け取りに立ち寄ってください。まだ受け取っていない5人に心当たりのある人は、教えてあげてください。

結核検診(9月28日)

三角公園の南にある夜間宿所の前に、レントゲン車を2台横付けして、結核検診をおこないます。9月28日(木)午後6時半から8時までです。

それぞれの健康状態(結核にかかっていないか)を知ると同時に、皆で利用する夜間宿所で結核がうつる可能性を少なくするために必要です。是非、この機会を活用してください。

ただし、一年の内に何度もレントゲン検査を受ける必要はありません。センター前などで、この一年の間に検査を受けた人は、受る必要はありません。

国勢調査の日

今年は、5年に一度の国勢調査が実施される年です。

10月1日が「国勢調査の日」ということになっています。そこで、夜間宿所や三徳寮横の大テントでも国勢調査をおこなうことになりました。御協力をお願いします。

今宮文庫前では

今宮文庫の前では、今宮文庫が開くかなり前から人垣ができる。これだけ熱心な利用者が多いのだから、釜の中にもつと大きな図書館が欲しいものだ。

それはそれとして、早朝の、今宮文庫の前の状態を、迷惑だと思う人もいる。待ち時間を短く、なるべく静かに、ということが求められるようだ。

65歳以上の居宅保護申請受付け中

アパート入居・居宅保護申請を、現在受け付ています。厳しい冬将軍が訪れる前に、可能な限り暖かい寝床確保を目指そう。

「シニアハウス・陽だまり」はすでに入居可能な部屋の半分が埋まり、残りは40室(40人分)。この調子で行けば、10月中旬までには満室となる。次のアパートの開業予定は11月か12月???。