1994
高齢者特別清掃事業が始まる
1994年6月から始まったセンター窓口での泊り込み交渉や野営闘争を経て、行政による高齢者就労対策が具体化へと向かった。
予算化の決定と自主撤退
8月31日、大阪府が釜ヶ崎高齢者対策の予算案を議会へ提出することを確認したことで、労働者側はセンターから自主撤退した。
続く9月の府定例議会において、大阪府は高齢者就労事業予算として2,500万円を決議。大阪市も同程度の予算を拠出することを決定した。
特別清掃事業の発足
11月8日、ついに「高齢者特別清掃事業」が開始された。
事業内容:
・大阪府:あいりん総合センター内の清掃(30名)
・大阪市:地域内の清掃(20名)
勤務条件等:日給単価5,700円。輪番登録者総数は940名に達した。
粘り強い闘いによって高齢労働者のための就労枠を勝ち取ったものの、この事業は4ヶ月という期間限定の措置にとどまることとなった。
