NPO釜ヶ崎 現場通信 1号
本日の就労、ご苦労様です
今日も一日頑張ろう
釜ヶ崎支援機構が、皆さんと一緒に仕事をはじめて、早くも 4ヶ月が経とうとしています。 仕事を始めて 2日目に労災事故(骨折・入院)があり、先行きが心配されましたが、その後労災事故が続発するという事態にはならず、安定して仕事が消化されています。
皆さんが働いている「高齢者就労事業」は、ある意味で関係者が多少無理をして仕事を作り出している面があり、無事故と関係者に満足を感じさせる成果が、この仕事を継続していくために必要な条件として求められています。自分自身のためであると同時に仲間全体の利益のために、今後とも安全に配慮し、丁寧な仕事の追及を心がけていただけますようお願い致します。
私たちの仕事に対する社会的評価は?
朝のセンターの輪番紹介では、一番人気はフェスティバルゲートで、ついで道路、地域外という事になっているようです。清掃事務所での地域外の受付では、バス停清掃の人気が高いようです。「保育」はともすれば敬遠されがちです。
しかし、外から見た目はどうでしょうか。 先日、釜ヶ崎支援機構の事務所に大阪市職員組合民生局支部の人が来られました。これまであまり縁のなかった釜ヶ崎の労働者、野宿を余儀なくされながら頑張っている労働者が、保育所に働きにきて、プールや遊具をきれいにペンキ塗りしてくれた、立ち木を剪定してくれた、丁寧に熱心に仕事してくれた、その事に感動し感謝した保母さんたちからカンパを預かって来たという事でした。
私たちの仕事振りは、世間から注目されています。地域の外に出て行く仕事だけでなく地域内の清掃事業もそうです。現在の仕事振りに対する社会の評価が上がれば必ず次の仕事に結びつきます。それぞれに困難な事情を抱えている事と思いますが共にふんばって頑張ろう。