特掃登録者・シェルター利用者アンケート調査より(1)
2015年08月01日
こどもたちが夏休みに入り、夏真盛りです。高齢日雇労働者の就労対策として実施されています特別清掃事業では、熱中症に気をつけながら、作業に取り組んでいます。
その特別清掃事業登録者を対象としたアンケートを2月に実施いたしました。
「現在、仮に仕事ができるとすればどのような仕事をしたいですか」(複数回答可)という質問に対して寄せられた答えは…
1.内職 31回答 4.9%
2.農作業 61回答 9.5%
3.清掃作業 329回答 51.5%
4.除草作業 149回答 23.3%
5.リサイクル業 95回答 14.9%
6.表現・芸術 12回答 1.9%
7.飲食(喫茶店・居酒屋) 24回答 3.8%
8.ものづくり(手工芸・大工) 32回答 5.0%
9.その他軽作業 112回答 17.5%
10.できない 34回答 5.3%
11.その他 25回答 3.9%
合計 904回答 141.5%
(回答者数 639人)
★ポイント★
「できない」と答えた者は5%にすぎないのが、驚きです。
高齢で、ホームレス状態もしくは生活不安定のため、一般のハローワーク求人で就職することは極めて狭き門です。
しかし、就労意欲が衰えていないことを、はっきり示しています。
働いて社会の役に立ちたいという思いを大事にする就労対策が、ホームレス状態の方への支援策として有効です。