この頁で紹介する資料は、1999年3月17日に大阪市役所市政記者室において、石部民生局長が、市政記者室の求めに応じて、「釜ヶ崎反失業連絡会の一連の行動について」背景説明をしたときに配布されたものです。
資料作成は民生局保護課。資料提供:民生局保護課。
平成11年3月17日 民生局総務部 中川保護課長
釜ヶ崎反失業連絡会の一連の行動について
平成11年2月1日に、あいりんの団体である釜ヶ崎反失業連絡会(通称反失連)から 「野宿を余儀なくされている労働者への通年対策について」要望書が本市に提出 され、2月10日、18日、26日と交渉を求めて団体行動が行われ、2月28目には大阪 府が所管するあいりん労働福祉センターの夜間開放が終了したところから、安全 に寝る場所の確保ができなくなったとして、本庁舎南玄関前道路に3月1目から連 日約600名による泊まり込みの要求行動を行っているものです。
本市では、日雇労働者の厳しい生活実態を踏まえて、これまで緊急一時援護を含 む各種の対策を実施してきたところでありますが、平成11年度予算において、生 活ケアセンターの拡大やあいりん生活道路清掃事業と地域外の軽作業の実施、生 活保護施設の整備などを進める計画です。
あいりん対策は本市のみで解決にあたるには困難な問題であり、国の実効ある施 策の実施を求めて要望しており、現在、国において、「ホームレス問題連絡会」 を設置し、緊急対策も含めた野宿生活者対策を検討中であることなどを説明し、 団体側の理解を求めて折衝を重ねております。
現下の厳しい状況を改善する実効ある対策を、本市のみにおいて直ちに見い出し 実施することは困難であり、かかる緊急事態に対処するため、次善の策ではあり ますが、府・市協調の立場からあいりん労働福祉センターの夜間開放を大阪府へ 要請しているところです。
平成11年3月17日 提出資料一覧 (頁)
資料 1 ホームレス問題連絡会議開催要綱……………………………1
資料 2 ホームレス問題連絡会議メンバー………………………………2
資料 3 第1回ホームレス問題連絡会議議事次第……………………3〜4
資料 4 第2回ホームレス問題連絡会議議事次第……………………5〜7
資料 5 野宿生活者問題に関する要望について………………………8〜9
資料 6 平成9,10年度「あいりん』緊急一時援護…………………………10
資料 7 あいりん対策事業費………………………………………………11
資料 8 釜ヶ崎反失業連絡会(反失連)からの主な要求項目…………… 12
資料 9 あいりん対第一覧表……………………………………………3〜14
資料 10 平成11年度あいりん対策及び野宿生活者対策新規・拡充事業…15
資料 11 あいりん生活迫路清掃事業等就労人員推移……………………16
資料 12 日雇就労人員(1日平均)…………………………………………17
資料 13 生活保護・生活相談室相談件数…………………………………18
資料 14 平成10年度南港臨時宿泊所入所者出身地域状況………………19