(注10) 「ニーズ」・「能力」概念の整理、またそれらの概念の日本における受容等について、以下が参考になる。山森亮「必要と経済学ー福祉のミクロ理論のために」(1)(2)、『季刊家計経済研究』38号・39号、1998年。また、これらの概念の理論的・実践的発展は、1998年度ノーベル経済学賞を受賞したアマーチャ・セン(Amartya K. Sp)の貢献によるところが大きい。