【 平成14年3月定例会常任委員会(文教経済・通常予算)-0319日−05号 】

◆石井義憲委員 ゆとりとみどり振興局に最初お願いいたします。

 鶴見緑地の問題から入っていきますが、

 あの2号職員は何人おりますか。そして、もう一つはガードマンがおりますね。それからもう一組、緑のような着たおばあちゃん、おじいちゃんがおります。あれ全部入れまして何人おりますか。2号職員から言って。

◎福田ゆとりとみどり振興局花博記念公園整備事務所副所長 お答えいたします。

 最初の委員の御質問でございますけれども、鶴見緑地の維持管理に携わっている職員は65でございます。主な作業内容は、緑地の花や緑を育てるための樹木の剪定、施肥、雑草の刈り取りや芝生の刈り込み、花壇の植えかえや草花などの維持管理作業を行っております。

 それともう一つ、警備員につきましては、ガードマンにつきましては、大体今、1日十二、三名がローテーションを組んで巡回警備に当たっております。

 それから、グリーンシルバーさんですけれども、この人たちは、シルバー人材センターとの業務委託契約に基づきまして、40名前後ということでございます。

◆石井義憲委員 もう1点はね、ホームレス、野宿生活者が何人おりますか。

◎福田ゆとりとみどり振興局花博記念公園整備事務所副所長 お答えいたします。

 緑地内では、今、大体三十四、五名というような人数が滞留しております。

◆石井義憲委員 そして、それは30何名ってこれからまだまだふえるやろね。この前、ホームレスらと話しよったら、ここ住みよいから、まだまだ友達が五、六人来まっせという話言うとったですから。将来性は二、三百は入るでしょう。そういう予想はしとるんですけども。しかし私が言わんとするのは、この場所ですね、野鳥園の一番ええ場所。傘がこうありますね、そして丸くこうある、あれ何というとこですか。そういう場所を、一番見ばえのええ、景観のええところ占拠してしまっとる。これどういうことですか。

◎福田ゆとりとみどり振興局花博記念公園整備事務所副所長 お答えいたします。

 園内の野宿生活者につきましては、日ごろより園内を巡回し、公園は生活する場所ではないことを強く注意し、テント張り防止、荷物の整理などについて、たびたび指導・勧告を行っているところでございます。また、自立支援センターへの入所を何度も勧めてきたところであり、これまで30名以上の野宿生活者が入所いたしました。

 今、委員御指摘の花桟敷休憩所の野宿生活者につきましては、多いときで10数名おりましたが、これらの指導・勧告や自立支援センターへの入所の勧めなどにより、現在では5名から6名に減っております

 しかしながら、一たん撤去しましても、すぐにもとに戻ったり、他の公園などに移動するだけの結果になるなど、その対応に苦慮しているのが現状でございます。

 今後とも、野宿生活者につきましては、関係機関と連絡を密にしながら、公園管理者といたしまして一層粘り強い指導・注意・勧告を行ってまいりたい、こう考えております。

◆石井義憲委員 この前、私たまたま守口行くときにちょっと寄りましたら、ガードマンがごちゃごちゃ言うとる。野鳥園がこっち側ですね、それで言うとんですよ。それを言っとんで、けんかじゃないねん。ガードマンみなおとなしい人物多いわ、おとなしい方。ほいで、ホームレスの方がやかましい言うて、逆に逃げて帰る。

 私、そのガードマンに聞いた、あれ何者やっていう。余りにも荷物が多いから、あの下にざーっと置いてますね。だから行ったら、私はホームレスや、野宿生活者でっせと言うから、じゃあもう何人おんの、集まれや言うて、6人集まった。ガードマンの方、何言うとったんや。いや出ていってください、出ていってくださいと、こう言うんやと。それじゃ出るわけない。あのように、人権、人権て言うとんやさかい。

 私そこで中入ってね、人権ていえば、おれたちも人権あるやないかと。おれたち大阪市民やと、こう言いよんねん。大阪市民やったらどこやと、こう言うと、だから、そんなこと言うことあれへんと。おれは兵隊行って一生懸命頑張ったんや。おれは特攻隊行ったんや、あすの命はなかったんやと。お互いに五分五分やねん。こんなとこ住んでええのか悪いのかと、こんな何か臭いものいっぱい置いて。そしてやっぱり、そこはこれから暑なるとこやから、老人やらお子さん引っ張って連れて来る、そこらで弁当開いて食いたいよ。寄りつけない、ひとつも。ずーっと周囲全部寄りつかん。

 その裏は音楽で、下手な音楽をかっかかっか鳴らして、それは自由ですからええもんの、あのホームレスにね、私、どっかへ消えなさいと、広いから。どっか奥の方へでも消えなさいと。そしたら、どこへ消えたらよろしおまっかって。理事者の方に言うとくから、おれ、どっかへ消えなさいと、こういうことを。

 もともと仮設住宅へ入る気持ちはないんですよ、聞いたら。仕事やいうて、仕事する意思もない。なまけもんやないか言うたったら黙っとる。理屈だけや。

 だから、相当腰を入れて、これから桜も咲くし、そしてまだまだたくさん入園者がふえてくるからね、あんな見ばえのええところでああいうホームレスがおったらね、本市は役人さん何しよんのかと思われまっせ、あれ。どっか隠さなあかん、隠さな。私は、荷物だけどっかへ隠せということで、そしたら隠しましょうて、どうなったかわからへんですけども、その場は隠しましょうと、こういう話やったんです。

 だから、これからちょっとホームレスもね、そういう人をそういうええ場所に置くということは、理事者の熱意がないと、こう思う。だからしっかり頑張ってくれまへんか。その頑張るの声を一回聞かせて。

◎福田ゆとりとみどり振興局花博記念公園整備事務所副所長 今委員御指摘のように、非常に厳しい状況でございますけども、今後とも野宿生活者につきましては関係機関と連絡を密にしながら、公園管理者といたしまして、一層粘り強い指導、注意、勧告を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

◆石井義憲委員

それから、動物園ですね。動物園、来てますか。動物園の周囲どない思います。

◎山根ゆとりとみどり振興局天王寺動物園管理課長 お答えいたします。

 天王寺動物園の周囲の状況ということでございますが、委員御指摘のように、周辺の野宿生活者のことをおっしゃっていると思いますが、特に公園の南側の方には、公園部分には62件のテントと、それから道路部分には78件あわせて 140件のテントがございます。

◆石井義憲委員 どう思いますかということや。数言うとるのと違う。

◎山根ゆとりとみどり振興局天王寺動物園管理課長 動物園の中は非常にいい環境にはなっておりますが、周辺については多少印象をうまく与えてないところがあるかとは思います

◆石井義憲委員 もうひとつわかったような、わからんようなお話でございますけども、しかし、所長みえてますね。動物園の周囲にどんどん、今度東側もまたホームレスがぐわーとつきましたね。そして動物園の中の野鳥おるところの横がざーっと、横の天王寺行く道路は全部占拠されてますからね。これは、担当者はわかると思いますけども、大体3年ですかね。管理の督促がなかった場合は居住権がわいてくるんです、居住権が。居住権がわくと、裁判するとホームレスであろうと何であろうと自分の山持っとったら、山の中で3年を過ごされたら、出ていってくれって言ったって居住権わいとんねん。管理不足。お金を取られる。

 そういうことがございますので、動物園のねき、もうちょっと、これ人権問題になりますけども、どこを見たらええかわからんような感じで言えるわけですよ。だから、動物園の横のホームレスを1件でも2件でもええ、努力して排除するという意思ありますか、所長。

◎石原ゆとりとみどり振興局天王寺動植物公園事務所長 お答え申し上げます。

 天王寺動植物公園事務所といたしましても、関係局と連携をとりながら対策を実施しておりますが、一たん撤去しても他の公園や道路に行ったり、あるいは戻ってきたりするため、その対策に苦慮しております。

 しかしながら、今後とも公園の適正化に向けまして粘り強く勧告・指導を行っていくとともに、巡回相談による自立支援センターへの誘導や、あるいは病弱者の医療施設への誘導等につきまして、引き続き大阪市野宿生活者対策推進本部のもとで、関係局ともども連携して取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。