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  • 大阪府立松原高校「産業社会と人間」研究発表
    2016年07月16日

    松原高校の1年生のプログラム「産業社会と人間」で野宿者支援ジャンルを選択した生徒によるフィールドワークと発表会が6月24日にありました。

    感想からの抜粋です。

    「昔は野宿者というだけで罪だったというお話は本当にびっくりしました。そのことを考えると今、私たちが暮らしている現代は認識が変わっているんだな、と思いました。その変わりと言えばおかしいですが法が変わってもやはり野宿者の方への偏見は強く根付いてしまっているので、そのことはとても重大な問題だと考えさせられました」

    「私が1番印象に残っているところは、西成労働福祉センターです。私が思っていた以上に人が集まっていて、たくさんの野宿者に会いました。ダンボールで家が作られていて、雨漏りなどがあり、野宿者は、はしっこで過ごしていることがわかりました。仕事が少なく人数が多い中、本当に大変な生活をしていることを思い知らされました。生きたくても、生きれないという人もいてるので、今の命を大切に、人の役に立てるような人間になりたいと思いました」

    「釜ヶ崎に行って、一番いんしょうにのこったのがダンボールを家がわりにしたり、下にひいたりして、すごしていたおおぜいの人を見て、初めて見たし最初はこんな所きていいのかなと思ったし、お母さんもそんな所いってだいじょうぶやったんといわれたけど、自分の目で見て、あぶない所じゃないと自分は思いました。私の感想は、こわそうな人たちじゃなかったし、話をして見たりしないとわからないことが、たくさんありました。野宿者支援を見に行ってほんとうに良ったと思いました」

    「あいりん職室に行った時は、「怖いな」と思っていたけど実際、野宿者に会うと、『おー若い子つれてきたなぁ」「頑張れよ」とかいって、優しく声かけてくれたし、挨拶もしてくれて、全然怖くなく、逆に優しくて、心があったかい人達だった。野宿者は、なりたくてなってるわけじゃないし、ちゃんとした理由があるのに、そーゆ人を傷つけたりしたらダメだと思った」

    いろいろな感想、いただきましてありがとうございます。励みになりますね~。

    また釜ヶ崎に来てくださいね~。